メニュー

過活動膀胱

過活動膀胱とは、急に起こるがまんできないほどの強い尿意(尿意切迫感)を主症状とする症候群です。定義上は、急に起こるがまんできないほどの強い尿意(尿意切迫感)があれば過活動膀胱と診断できます。

正常な膀胱は脳からの指令によってコントロール(抑制)されていますが、過活動膀胱では膀胱がコントロールを失ったような状態となり、尿が少したまっただけでで膀胱が異常に収縮してしまいます。

強い尿意切迫感が急激に起こるため、トイレが近くなったり(頻尿)、強い尿意によりトイレにたどりつくまでに我慢が出来ずに尿が漏れる(切迫性尿失禁)などの症状を伴います。

症状

強い尿切迫感や、頻尿(昼に8回以上)、夜間頻尿(夜間に1回以上)、切迫性尿失禁が起こります。原因としては、脳血管障害、パーキンソン病、多系統萎縮症、認知症などの脳の神経の病気や、脊髄損傷、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、脊髄腫瘍、頸椎症、後縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症などの脊髄の神経の病気が考えられます。しかし、これらの神経の病気がなくても、加齢による膀胱機能の変化や、明らかな原因がわからない(特発性)場合も多くあります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME