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腎臓、尿管の病気

腎臓は尿を生成を通じて、体の中にたまった老廃物や余分な水分を外へ出して、血液をきれいにする機能があります。また、赤血球の生産をうながす「エリスロポエチン」やレニン、プロスタグランディン、カリクレイン、キニンなどの血圧を調整するような、ホルモンをつくって分泌しています。

腎臓で作られた尿は腎臓の中で腎盂から尿管を通って膀胱へ運ばれます。

 

感染症

  • 急性腎盂腎炎、膿腎症

  • おしっこの出口から尿の流れに逆流して腎臓まで細菌が侵入し腎臓に炎症が起こってしまう病気です。腎盂腎炎が重症化し、膿が溜まって腎臓全体に炎症が広がった状態を膿腎症といいます。
  • 症状としては、腰痛や腰のだるさ、発熱です。熱のタイプとしては午前中は熱が出ずに夕方に38℃以上の熱が出ることが多くなります。重症化すると、朝も夜も高熱が出ることになり敗血症となって危険な状態です。
  • 女性の場合、腎盂腎炎となる前には膀胱炎が治らずながびいてしまった場合に起こることが多く、腰痛や発熱が主な症状として挙げられます。
  • 腎臓でつくられた尿は尿管を通って膀胱におりてきますが、膀胱への注ぎ込み口(尿管口)には逆流防止の仕組みがあります。この逆流防止の仕組みによって、膀胱からの細菌がすぐに腎臓まで波及することはありません。
  • 腎盂腎炎を繰り返したり重症になる場合には、この逆流防止の仕組みがダメになっていたり(膀胱尿管逆流症)、尿路結石がつまったり(尿管結石症)、慢性的におしっこが出にくい状態がある(前立腺肥大症や神経因性膀胱など)ことが原因となっている場合があります。
  • 通常は抗菌薬の点滴などで治療ができますが、上記のような腎盂腎炎を起こしやすく重症化しやすい病気がある場合には緊急の処置が必要となる場合がありますので、泌尿器科で精密検査を受ける必要があります。 

悪性腫瘍(癌)

  • 腎がん

  • 腎盂尿管がん

尿路結石症

  • 腎結石

  • 尿管結石

腎臓病(腎炎、腎症など)

  • 急性糸球体腎炎
  • 慢性糸球体腎炎
  • 急性腎不全
  • 慢性腎不全
  • ネフローゼ症候群
  • IgA腎症
腎臓病 腎臓が悪くなった時の症状
  • 発熱
  • 腰背部痛
  • 血尿
  • むくみが出る
  • 尿量が少なくなった
  • 夜間にトイレに行く回数が増えた
  • 尿の回数が増えた
  • だるさが抜けない
  • 貧血による動悸や息切れ、めまいや立ちくらみがでる
  • 発疹がないのに体にかゆみがある

腎臓の病気になると、上記のような症状が現れることがあります。放置しておくと、生命に危険を及ぼす恐れもあります。比較的初期に病気が発見されれば、進行を食い止める治療ができる場合が多いのですが、病状が進行すると、追加治療や処置が必要となる場合がありますので、上記にあるような症状が出たら、早めに当院にご相談ください。

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